竹林の中でのムックリの即興演奏

2011年6月4日

小倉山百人一集の会のボランティアに参加しました。
京都市の嵐山にある竹の小径の穂垣作りの準備です。
大河内山荘付近の竹林をめぐる垣根は 観光で訪れたり テレビや雑誌でご覧になられたことのある方も多いでしょう。
年末に竹の穂を用意し この時期に葉を落として準備し 秋に修繕に使うそうです。一度に全ての穂垣を新しく出来るわけではなく 毎年毎年の積み重ねで美しく保たれているのだそうです。
準備作業が終わって一段落したところで 竹林の中 竹で作られた楽器 ムックリの即興演奏をしました。

途中から竹の成長するエネルギーを感じながら。
それから 竹をストローのようにして チョロチョロと しかし力強く上へと向かう水を感じながら。上まで登り詰めた水が日の光を浴びて空へと広がっていき 演奏は終わりました。そのときの映像がありますので、ぜひご覧ください。

小倉山百人一集の会の主宰者のお一人 スティーブン・ギルさんは 英語俳句などで著名な方です。この度制作したCD「花咲ふ」の英訳をしてくださいました。CDは各曲タイトルが全曲を通してつながっており 五七調の詩のようになっています。それは 曲が切れ目なくつながるように作ったからです。このような文章の英訳には 英語俳句のギルさんが適任と思いお願いしたところ 快くお引き受けくださいました。